このレビューはネタバレを含みます
下高井戸シネマ、上映最終日に鑑賞。なんとか間に合って良かった…。
原作は何度も読み返すくらい好きな作品だけに、映画を観るのはすごく躊躇った。でも結果的には、観て良かった。特にラストのせいちゃんの歌は泣いた…。
くだらないプライドや依存し合う関係、本気じゃない「好き」、登場人物はみんなフラフラでダメな人なんだけど、愛おしい。
ただ、臼田あさみさんの語りは最後だけで充分だなぁ。役者陣の演技が本当に素晴らしいので、表情やふとした仕草だけで十分伝わる。とはいえ、映像も音楽も素晴らしかったので、観て本当に良かった。