魚喃キリコ原作漫画の実写映画化。
過去に『blue』鑑賞後にミニシアターのロビーで大号泣し、『ストロベリーショートケイクス』も印象に残っている。
魚喃氏の作品はどれも感情が生々しくて想いが込み上げてくるものがあって、好きだ。
オダギリジョー演じるハギオ。
こういう男と付き合っても将来性がないと薄々気付きつつも惹かれるのはものすごく解る。
だって、傍に居るだけでほんとにカッコいいのだから。
昔の男にキャラクターがそっくりで思いきりフラッシュバックしながらの鑑賞。
…そんな遠い過去の封印していた自分の恋愛と重ねながら見た。
自分にとって、ほんとどこか懐かしく気恥ずかしい想いがたくさん詰まった物語だった。