ツチダがとんでもないクズ女
万札が麻薬に見えたのは私だけかな。
どこまでも寂しくて自己満な女。
この、声荒げて別れを阻止する感じ。「貴方のために無理してるのよ!」とか、もういい加減聞き飽きるくらいこういうだらしないキャラクターっているけど、なんだろう。このツチダの儚い表情は臼田あさ美によって魔性の女となる。
そうなんだよ、このツチダにとっては不器用でネガティブで繊細なせいいちだろうが、楽天的なハギオだろうが、考え方とかいらないからずっと一緒にいてくれる保証が欲しいだけなんだ。
どうか、ツチダが、このクズでどうしようもない女が男に恵まれませんように。
恵まれちゃうとこの人、またよろけて歩けなくなっちゃうからさ。
100分映画で展開も緩やかなので、比較的見やすい作品でした。