怒髪猫なんじゃった

空飛ぶタイヤの怒髪猫なんじゃったのレビュー・感想・評価

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)
4.0
原作は直木賞作家池井戸潤の社会派小説の映画化🎞です。

蛇足ですが、池井戸潤は岐阜県加茂郡八百津町出身で(私と郷里が近い)大学卒業後大手銀行勤務と云う経歴の持ち主である故、こう云う小説には強くて、面白いものがあります。


さて原作は読まずに鑑賞した本題の映画ですが・・一言、とても面白かったです。


何と言ってもストーリーの面白さに尽きます・・俳優陣も好かった。


とんでもない人身事故を起こした中小企業の運送会社が、真実を隠そうとする大企業の自動車会社に立ち向かう。

リコール隠しに暗躍する大手企業に小さな運送屋が執念を燃やす・・主役は長瀬智也だけど大丈夫か?と思って鑑賞しましたが、好演・熱演とても好かった。


最初は取り合わなかった大企業の社員の中にも真実に迫る者が現れてくる。

痛快な中にも人間ドラマがあり、面白い映画でした。