ひろゆき

空飛ぶタイヤのひろゆきのレビュー・感想・評価

空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)
3.5
池井戸潤作品にお約束のメンバーが終結。もう、七つの会議のメンバーだったのか、ドラマのメンバーだったのか、わかんなくなって、笑ってしまう。カツラを被るだけで、ずいぶん印象は変わるけれど、やってることはほぼ同じ。この前いい人だった人が悪かったり、この前悪かった人がいい人だったり。ディーンフジオカ、かっこいい。

「人の命より重いものはこの世の中にはない。」
「組織って奴は、オレひとりが頑張ったところでどうにもならないことがあるんだよ。」
「悪意と正義は紙一重だ。」
「将棋と会社は違うね。将棋の駒には動き方のルールがある。だけどな、小牧。会社にはそんなものはない。何しろ相手は人間だ。飛車が斜めに走り出すことだってあるんだぜ。読みも大事かも知れないが、一番大事なのは、瞬間的な判断力じゃないのか。」

「今まで人が亡くなったということは『情報』として捉えていました。」
というセリフは刺さった。

人間味あふれるすばらしい映画だった。
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