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ワイルド・スピード/ジェットブレイクのkuのレビュー・感想・評価

4.0
今作は、『ワイルド・スピード』の10作目です。

内容は、レティと幼い息子のブライアンと共に穏やかに暮らすドミニクの前に、実の弟ジェイコブが刺客となって現れ、次々に攻撃を仕掛けてくる。かつての宿敵サイファーともつながるジェイコブは、ある恐ろしい計画を実行しようとしていた。彼らの陰謀を阻止するため、ドミニクはファミリーと一丸となって立ち向かう......というもの。

過去作の謎が色々とわかって面白かったです。3作目のハンの死、ドミニクの過去、レオとサントスとの初対面など、触れられてこなかった話が今作で明かされます。今まで追ってきたファンにはたまらないですね☺️

また、ネタバレになるので誰かは言いませんが、過去作で出てきたキャラが今作で何人か復活します。当時に比べて歳をとっている俳優さん本人が演じているので、懐かしさもありつつ、他のファミリーとの会話を見てるとなんか嬉しくなってきます😌

ただ、ワイスピの映画の規模がだんだん大きくなっていて、ついていけないときがありました。前作のアイスブレイクまでは、まだリアリティがありましたが、今作の舞台はちょっと...。確かに見てみたい感もありましたが、やはりリアリティが無くなっちゃいましたね。最初のローマンの銃弾のことといい、今までリアリティを少しは残すように努めたワイスピが、ちょっと変わった気がしました🤔

もちろん、映画としては楽しめましたよ。特に、車で壊れた橋をブランコのように渡るシーンとか、磁力装置を使って妨害するシーンは見応えありました。また、最後のエンドロール中に流れるシーンは本当にビックリしました。絶対に出会ってはいけない2人が共演したので、続きがどうなるか次回作が楽しみですね🤗
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