くろさわ

ワイルド・スピード/ジェットブレイクのくろさわのレビュー・感想・評価

3.8
見てみろよ、飛ぶぞ!!

裏切らないところか、見事としか言いようのないアクションシーンの連発。もはや笑えてきます。

話・・・
世界を支配することができるデジタル装置を回収するために、ファミリーが再集結する。今回の敵は過去因縁であるドムの弟ジョイコブだった。

本作はワイスピ三作目のTOKYO DRIFT、MAX、MEGA MAX、EURO MISSIONの監督をしていたジャスティン・リン監督が務めている。

ここ最近のワイルドスピードって世界を支配する兵器を回収物語しかない気がする。そして、基本敵は過去に因縁を持った存在。と、少しばかり定番化している気がするけど、全く関係ない!

そもそもワイルドスピードに関して、失礼かもしれないけど複雑なストーリーを求めている方が、逆に見方が間違っている。

ワイスピなんて超脳筋アクション映画。
今までに無いド派手なカーアクションを浴びる。これしかない。


今作はお決まりとなっている冒頭のアクションシーンからテンションMAXです。
これ普通の映画ならクライマックス級の内容を冒頭から入れ込むってさすがワイスピ。
正味冒頭シーンだけで、衝撃受けるし、凄すぎてもはや笑えるてくるレベル。


そして、後半の車捌きがパンパない。
まさに自分の身体の一部のように自由自在に扱える姿は、もはやスーパーヒーローレベルの技よ。車使いのヒーローとして、某作品に出ても溶け込めそうなくらい凄い。


車捌きと同じくらい凄いのが、破壊力。
正直、街ほとんど潰してるんじゃ無いのってくらい今作では破壊している気がする。
ワイスピを見るたび、一般人をひいていない撮り方が気になってしまう。
あれだけ街中走れば、巻き添え食らってもおかしく無いのに、それも運転のうまさなのかもしれない。おそるべきワイルド。


そして、お決まりとなったラストの乾杯シーンはワイルドスピードファンにとっては、アクションシーン以上にドキドキ感が凄かったと思う。
CGの噂はいつか実現されるのか。


一つ気になるシーンがある。
それは東京を描くシーンがあるんやけど、おそらくロケ地は東京どころか日本でもなさそう。しかも、ラーメン頼んだくせ啜らずに終えてしまう。外国人はやはり啜るのが苦手なのかと、関係ないところを気になってしまった。

ツッコンだらけの迫力強目の脳筋アクション映画。家で見るより映画館で見た方が3倍楽しめると思う。