公開時劇場で。
ジョー・ライトが描くウィンストン・チャーチル、ダンケルク。そういえば「つぐない」もダンケルクだった。
堅苦しく重たくなりがちなこの4週間をジョー・ライトが鮮やかに描く。見やすくおもしろく引き込まれる。
徹底抗戦か和平交渉か。
映画的で効果的な地下鉄でのシーンや、チャーチルの熱い演説、見せ方がうまい。
ブリュノ・デルボネルの光のあて方やカメラワークもとてもよく作品の完成度が素晴らしい。
奥さんと国王を出すタイミングが完璧。この2人といるチャーチルがかわいく見えるのよ。そのバランスがとてもよかった。
オペレーション・ダイナモの裏のカレー部隊。救出はないと、1時間でも長く持ちこたえることがダンケルクにとっての最大の支援だと、このカレー部隊について知りたくなった。