レビューを見て気になっていた映画。
観てよかった。
映画を支える絵コンテ作家の夫と、フィルムリサーチャーの妻の話
なんと言ってもリリアンが素敵な方だった。
ドキュメンタリーなので、御本人リリアンのインタビューに沿って話が進んでいく。
生まれ育った環境、駆け落ち同然の結婚、子供さんのこと、ご主人のハロルドの体の不調など、波乱万丈で映画の中の話のようだがこれが実話。苦労も多いのに、それを淡々と愛を込めて話す。何もかも乗り越えてきた真の強さを感じる。何事にも前向きに立ち向かってきた明るさも感じた。
リリアンにとってハロルドとの出逢い、リサーチャーという仕事との出逢いは人生を大きく変え充実させたのだなと思った。人間どこに自分の人生の大きな岐路があるか、過ぎてみないとわからないものだ。
仕事への熱意や思いも尊敬する。映画は作り物だからこそ、観ている人が、その世界に違和感なく入り込めるためにも入念なリサーチが大切だと。
素敵な人を知ることが出来て、とても嬉しい作品だ。自分自身も、気持ちの面でリリアンのようになりたいと思える。
ハロルドからもらった手紙やカードを大切にしているリリアン。記念日などに手作りカードをもらっていたそうで、そのカードを眺めるリリアンは高齢だが、とても生き生きして、目が輝いてチャーミングだった。
ハロルドの絵コンテ作家という職業についても驚かされ、たくさんの絵コンテや映画の映像にも感心させられっぱなしだった。楽しませてもらった。
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映画まつり
GEOの宅配レンタルを初めて利用してみた。さすがここは田舎。夜ネットで注文したら、次の日受付され、さらに翌々日の配達となった。
でも待っただけの価値はある。近所のツタヤは大型店ではないので、最近観たいものが置いてないことが続いていた。市内の他店舗まで借りに行くのも面倒になってきた。GEO宅配がキャンペーンをしていたのも嬉しくてまとめて10枚も借り、今日到着。とてもコンパクトなことに驚いた。期限から逆算して余裕を持って返却するには、いつもより頑張って見ることになるけど、楽しみ！
観たいものがポストに届くのはとてもありがたい。教えてくださった方にも感謝です。有難うございました。
