ヒネクマ

移動都市/モータル・エンジンのヒネクマのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

都市や乗り物などのメカ、衣装や小物などデザインはどれも魅力的でした。

ただ、設定がいまいち飲み込めず。
外界は人が生きていけない環境というわけではなさそうだし、というか定住してる人々もいるし。
なぜ移動都市なのか?
都市間で交易もしてるようだし、飛行機だってある。
交易があるなら情報が行き交い、
「定住出来るのにわざわざ移動しなくてよくね?」
とか
「ここ空いてるし俺たちの土地ね!」
とかなりそうなものだが、なぜわざわざ移動する?
崩壊から1000年以上経っているようだが、その間なにをしていたのか。
あんなバカでかい都市を移動させるならそのエネルギー別な事に使った方が良いでしょうに。
それに見合う分の「移動しなければならない理由」がみえず、最後までモヤモヤしたままでした。

最後の戦闘シーンはスターウォーズ感がすごいです。(もしかしたらオマージュなんでしょうか?)
ロンドン=デススター
飛行船=スターファイター
最後に心臓部へ突入しコアを破壊した場面は「まんまじゃん!」とつい大声がでてしまいました。

ストーリーも良くある感じですし、あまり深く考えず、デッカイメカがガチョンガチョン動くのを楽しむ位で観たら良いと思います。
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