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孤狼の血のぉゅのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.0
2020年 鑑賞
柚月裕子先生の小説が原作。「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」「凪待ち」等の白石和彌監督のは任侠作品。

昭和63年夏。呉原東署捜査2課の大上章吾(役所広司さん)は、加古村組経理担当の上早稲二郎(駿河太郎さん)の失踪事件を担当する事になり、大上は加古村組の苗代(勝矢さん)に、部下の日岡秀一(松坂桃李さん)に喧嘩をけしかけさせ、苗代が日岡に暴力を振るった瞬間に取り押さえるが、しかし...

ー 殿(タケル)、結婚祝い鑑賞 第2弾 ー
冒頭からの豚の●に、植木鋏の... その他目を背けたくなるシーン... というかあまりにも痛そうで、“あれ” は耐えきれない...

“人間は一回こっきりしか生きられんよ”
日岡の覚醒?まだかわいい...
薬局の娘・桃子(阿部純子さん)は日岡から何か聞き出そうとしている?そしてあの台詞を言った時の桃子に、急に芽生えた狂気...

大上さんの選んだ、狼のジッポが幸運を?
おにぎりのラップを舐めている... 大上さんの “ねちっこさ” を表している?
里佳子(真木よう子さん)の妖艶さ...
その大上の監視・観察をし、県警の犬としてスパイ行動をしている日岡だったが...

無人島のシーン。日岡のゲ●に、蝿の音が... 首と胴体のカタギの死体...

“ビックリドッキリ栗●栗鼠”
大上さんがある事から捜査を外され... 数人しか知らない情報が、マスコミに漏れていて...
日岡の本当の覚醒。覚醒させたのはまさかの女性か?
日岡はマスコミに情報を流したのでは?と、日岡が大上の情報を報告していた県警の嵯峨(滝藤賢一さん)へ詰め寄る... 松坂さんと滝藤さんの、あのツーショットが、半端なく、目が離せないっ!

スパイ行動をしていた日岡目線で観ていたからか、大上は極道に肩入れが過ぎているのか?と... 実は極道よりも●●を警戒し、●●も極道も大上を恐れていたことが、大上のここ(頭の中)が詰まった●●●●●帳に入っていた... 私は違う沼に入ってしまっていた... そして...

“正義とは何じゃ?法律が極道をしばいてくれるんか?”
中盤では、完全に意味を履き違えていた... まさか今になって効いてくるなんて...
流石「仁義なき戦い」に印象を受けたという白石監督だと感心した!

あの報告書に書かれていた数々の言葉、そして “ハイライト” 。綱の上で歩き続けることを決めた日岡の行動やあの目が... 色々なものを終わらせる決意だったのだろう。そして、やっぱりあいつは...

大上は “狼” を表しているのなら、タ●●●とマッチしている!だからこそ虎でなく “孤” なのだろうなと感じた。
ちなみに私も煙草、吸ちょるよ!

1306(20-445)
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