こんな骨太でバイオレンスな作品を誕生させた原作者の
柚月裕子さんは男の世界を知りつくしている素晴らしい小説家ですし、それを豪華キャストの恫喝と痛々しさまで伝わってくる見事な演出などで、このダーティーな世界に引き込んでくれた白石和彌監督にありがとう！と只々伝えたい。
とはいえヤクザ映画・任侠ものVシネなどは、あまり見ていない方でして、そういったジャンルの今一番最先端なアップグレード版なのかなという認識で当時は鑑賞しました。そして今回は２回目の鑑賞、ネトフリで！
非常に分かりやすいエンターテイメント映画です！
こちらの映画が比較的スッと楽しめたのは、
龍が如くというゲームをプレイしてきたことと、
北野武作品を観てきたか、そうでないかってところもある。
その北野映画で個人的に面白いと思った部分が、
このタレントや、あの俳優さんに、こんな怖い役させるのか！
という意外性あるキャスティングの楽しさである。
その部分を引き継ぐかのように、白石和彌監督も凄い俳優達を揃えてきている。役所広司は勿論のこと、本当に全員が素晴らしいのだ！
かなりエグイ殺し方などを真正面から堂々と映像化する男らしさ。
これぞヤクザ映画の醍醐味なのだろう。
マル暴刑事の主役２人は、カメラに映るともう絵になるなあ！
当時は映画館で鑑賞して、
今回は２を観る前の復習という意味で字幕あり鑑賞。
文字が出るとより分かりやすい広島弁がまたええんですわ！
もうすぐ【孤狼の血 Level 2】が公開ですが、
予告映像を何回も見るに、
この傑作である１を超えそうな期待しかありません！
あ～早く観たいんじゃが、どうも一緒に観に行きたいと言うとる連れがおるもんで、そいつとタイミング合わせちょったら、なかなか初日から行ける雰囲気じゃなか！（何弁だコレｗ）
あと仮面ライダーブラックも超絶期待しておりますよ！
白石和彌監督、最高にダークなライダーをヨロシク！！！
