マナ

孤狼の血のマナのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
5.0
お恥ずかしいことに今更だがついに鑑賞。
正直、松坂桃李×ヤクザって微妙じゃ?と、思って観るの躊躇していた。

え、松坂桃李めちゃくちゃいい役者やんけ…!知らんかった。全然知らんかった…!桃李いい演技しよる!
今までわたしが見た作品は桃李の無駄遣いをしていたわ絶対。彼の魅力を知れて感謝。

そして桃李以外誰が出るかさえ知らんかったんだが、オープニングで流れてくる役者の名を見てまじで今までなんでこんなにスルーしていたんだ自分って鬼ショックだったわ。

役所広司。最近ソニー損保ボケしすぎてて忘れてたわ…役所広司鬼痺れたわ。あの人以外あの役はできん。彼を失った映画界を想像したくない。いなくなったらどうなる、不安すぎる。

そしてばちくそかっこよかった部門大優勝、江口洋介。この江口洋介男前すぎて映るたびに息が荒くなったわ。最後のシーンなんてかっこよすぎて声が出た。
どのキャストも配役がぴったり良すぎてもうずっと興奮していた。でも竹野内豊はもうちょっと違う感じがよかったな。もったいない。
そして中村倫也のヤクザ案外いいな。どんどんそっち系やっていってほしい。

ここまで役者を魅せてくれ、良さを引き出しまくった映えまくりな作品だった。

あとグロの度は確かにキツいけど、あんまり他の作品だと見せない隠す部分を孤狼の血では見せてくれたので、現実味を感じながら見れたので入り込めた。
どれだけグロくても、完璧に仕上げていってくれた方が観終わった後の心に残る重みは違う。
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