「警察じゃけぇ、何やってもええんじゃ」
白石和彌監督復活!!
前作『サニー32』がクソつまらん映画だからどうなるかと思いましたが、ビックリするくらいの素晴らしい出来!
冒頭の「東映」の出し方から粋な計らいで、昭和の『仁義なき争い』を彷彿させるヤクザ映画を描ききってました。
つい先日観た白石監督のデビュー作からは想像できないくらいの作り込み方。
ネタバレしそうなんであまり詳しく言えませんが、ただのドンパチだけでなく人間ドラマとしても素晴らしく、原作のは未読ですがかなり取材して書かれたんだろうなと。
あ、だからこのタイトルなんだと。
役所広司や松坂桃李はもちろん、他の出演者もインパクト凄っ。
石橋蓮司もこの前観に行った『ラーメン食いてぇ』とは全く違う感じだったし、松坂桃李も『娼年』とは違うウブな役柄に役者魂を感じました。
(エンドクレジットで思ったんですが、範田紗々やMEGUMIに気がつかなかった…)
とにかく怒涛の2時間で映画館で体感することをオススメします!