このレビューはネタバレを含みます
1回目 2018/06/01 3.7
2回目 2021/08/25 スコア据え置き
初見レビューではないけど新作のために見直したので
初見だとバイオレンスさに身構えたり登場人物の関係性や裏の顔などを追うのに必死だったが、2回目だと日岡の挫折(？)と成長を余裕をもって見ていられる印象
前半の印象はバディ物。大上と日岡の凸凹感と大上のめちゃくちゃな面を楽しめる。大上だけじゃなくほとんどの登場人物になめられてそうなおとなしい日岡くんだったが、後半は負の感情豊かかつ腹の据わった表情になっており今後の活躍が楽しみに感じる
後半は大上のめちゃくちゃさの裏が見えて、死んでより存在感やキャラの深みを増す
モノトーンに映えるタイトルのロゴ、コントラストの強い色合いで真夏の広島など色彩が鮮やかなのが印象的
しかし夜のシーンではやわらかい印象の画面もあったり、逆に強い光をもとに迫力と登場人物の表情がしっかり見えるのがよかった
打ち込んで初めて気づいたが、大上=おおかみか
ライターや生き様よりも直球じゃん
