village123

孤狼の血のvillage123のレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.5
昭和63年、広島の所轄署に配属になった日岡は型破りな大上と行動を共にすることなった。暴力団と癒着し、捜査のためなら、卑劣な行為も厭わない。暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を進めるうち、暴力団の抗争が激化。渦中に身を投じる。

むさ苦しいようで、乾いた空気感が素晴らしい。
容赦ない暴力と泥臭い人間関係が描かれているにも関わらず、あまり野暮ったさは感じなかった。
型破りだが信念を持って行動する大上は一部の者から信頼されるアンチヒーローと言える。
若々しいとは言えないが、還暦を過ぎてもギラギラした役を演じることができる役所広司は凄い。
village123

village123