gm

29歳問題のgmのレビュー・感想・評価

29歳問題(2017年製作の映画)
4.6
とっても好みの映画だった。

カメラに向かって話しかけてくる演出は私は好きじゃないけど。この映画は、監督が長くやってきた一人芝居の映画化だったのですね。なるほどです。

29歳じゃなくても、ふと自分を振り返る瞬間って、私はしょっちゅうあるんだけど、他の人はどうなんだろう。
勿論、振り返り方も人それぞれで。
私は自分に自信がないし、後悔も多い人間なので、そういう時はちょっと苦しい気持ちになる事、なっている事が多かったり。

「自分らしく生きるって・・」とか、「何が幸せなのかな」とか、映画を1本観たからって答えが出るものでもないけれど、映画を観ながら自分の事を考えるような映画だった。


ティンロを演じた人は、ミュージシャンなんですね。劇中のキャラも勿論なんだけど、ティンロがすごく輝いてキュートに見えたのは、この方本人から発せられるものなのだろうなと思った。

対照的にクリスティとティンロを感じていくわけだけれど、もうひとつ、
クリスティと、彼女の会社の社長という対がかなり印象に残った。思わず腕を組んだ位に。笑

もう一度観たい。いや、何度でも観たい。
が、
恵比寿すごく面倒。遠い。(泣)


そうだ!
広東語!
香港映画歴が超浅いんですよ。
女性が主人公の映画で広東語って、今まで観た事あったかな。意識したのは初めて。
すごく可愛い!
男性がメインの映画なら、多少は観ているハズだけど、はっきり音声付で思い出せるのは「激戦」だけ。笑



どうでも良いんだけどつい忘れるので。
この映画の時代設定は2005年。
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