ぽん

人生はシネマティック!のぽんのレビュー・感想・評価

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)
3.5
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2018🎬10
人生はシネマティック
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これが映画だ
現実から退屈な部分を切り取る
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1940年、ロンドン。空襲の最中、コピーライターをしていたカトリンはバックリーの目に留まり、情報省映画局に入るところから話は始まる。
何よりカトリンとバックリーが魅力的。映画は、始まりの脚本、そして監督キャストスタッフ全ての人たちが一体となってつくられているんだと改めて感じた。バックリーが、
"人生の1時間半を捧げたくなるような映画をつくりたい"
って言ってたところはジーンときた。時間を捧げてよかったと思われるなんて本望だよね。そして、私はいろんな映画をみて、自分の時間、人生を豊かにしたいと改めて思った。
この映画にはいろいろ心に残る言葉があって。さっきのもそうだし、
"映画は構成がすべて。不幸も作為的。人生とは違う。"
"明日をも知れぬ命よ、時間を無駄にしないで"
とか。第二次世界大戦が周りの大切な人たちがどんどんいなくなっていくなかで、どう人生と向き合っていたのだろうか。昔に比べたら、今はとてつもなく平和な世界なんだと思うし、これからも優しさに溢れる世界であってほしいと、そう思います。
ぽん

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