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『人生はシネマティック!』に投稿された感想・評価

NAO

NAOの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

第二次世界大戦中のロンドン。
映画の脚本を製作することになった女性が、俳優のわがままや戦時下ならではの問題に直面する。
実際も映画撮影の舞台裏ってこんな感じなのかな?とか思いながら観ました。
撮影が進む中、親しくなっていく人間関係も自然で良かったし、完成していく映画も観れたのも良かった。
ただ、最後の方の突然の急展開。
ラストの急展開は割と好きなわたしが、えーーーーってなりました。笑
とり

とりの感想・評価

3.0
サムフランクリンかっこよかったーー

裏側見るの好きだから面白かった!


ビルナイの役が凄い良かったなー


2022/218
mumbleboy

mumbleboyの感想・評価

3.7
2ヶ月ほど前に観た「ニューヨーク 親切なロシア料理店」が凄く良くて同じくロネ・シェルフィグ監督の今作にも期待して観たのですが残念ながら予想ほどではありませんでした。

ロネ・シェルフィグ監督はヒューマンドラマの名手ではないかと思っていて今作も役者の演技は申し分なかったのですが、なにせ戦時中という設定でしかも劇中で戦争映画を撮っているのでその辺のリアリズムがちょっと物足りなく思えました。最近は「1917 命をかけた伝令」とかもあってそういった作品と比べるとどうしても見劣りしてしまうのはしょうがないかなと思います。劇中映画もその時代の雰囲気を考慮して作られてるのだと思いますがそれにしてもあれだけ苦労して完成した作品がこれかという脱力感は否めないです。そういった部分を除くと素敵な作品だったのではと思います。
odyss

odyssの感想・評価

4.0
【日本の映画人に作れるか?】

第二次世界大戦中に、英国で戦意昂揚のための映画作りに携わった女性を描いています。

なにしろ若い男はみな戦争に取られてしまっているので、女性が大幅に社会進出しています、というか、そうしないと世の中が回っていかないのです。

というわけで、「戦争は女にとっては(社会に出るための)チャンス」ということが本作を見るとよく分かります。

ちなみに、第一次世界戦時も同じことが起こっているんですね。
この点については私は『未来を花束にして』のレビューに書いたので繰り返しませんが。

さて、この映画です。
ヒロインは戦意昂揚映画の脚本家に採用されるわけですが、給料が(女であるというだけの理由で)男より大幅に安い。この辺はやはり時代でしょうね。でも、脚本家としての有能さを発揮することで徐々に認められていきます。

先ごろ映画化もされた、ダンケルクからの英国軍撤退で大きな役割を果たした民間船舶およびそれを操っていた女性の話も出てきます。でも、元ネタに実は・・・があったりして、またそれを戦意昂揚映画に仕立て上げるにあたっての様々な苦労や外部からの差し出口がしっかり描かれているので、単純に愛国心をかき立てるような内容にはなっていません。つまり、冷静に作られた優れた映画である、ということです。

・・・でも、と私は見終えてから考えてしまいました。

実は戦争のときに女性の社会進出が進んだのは、英国に限った話ではないんですよね。
日本だって同じだった。
でも、日本の場合、それはしばしば「女性の戦争協力」と見られて、ネガティブに捉えられてきたわけです。

この映画では、戦争そのものへのネガティブな見方は出てきません。上述のように、愛国心をかき立てる内容ではないけれど、かといって「戦争はいけない」という視点があるわけでもない。そもそもが戦意昂揚映画を作る話ですしね。

日本の映画人に、こういう映画が作れるでしょうか?

と言うと、「英国はヒトラーに仕掛けられた戦争をやむを得ず戦ったのだ。日本のように自分から戦争を始めた国家とは同列におけない」という反論が寄せられるかも知れません。

でも、「戦争はいけない」と言う日本人はしばしば自国防衛のための戦争をも否定するわけです。また、英国はポーランドがドイツ軍(およびソ連軍)に侵略されたからドイツに宣戦を布告したわけであって、別段自国領が侵略されたから戦争を始めたわけじゃないんですよね。実際、あのとき英国は下手にポーランドを助けようなどとは思わずに(実際、助けられなかったわけです)、放っておけば良かった、そうすれば第二次世界大戦のヨーロッパ戦線はあれほど拡大せずに済んだはずだ、という見解の人だっているんですから。

そういう目で見てみると、この映画には戦争を否定的には捉えない、という明瞭な特徴があることが分かるでしょう。

日本の映画人にこういうものが作れるかな?
どなたか、答えていただけますでしょうか。
alice

aliceの感想・評価

2.0
たしか、イタリアから帰ってくる飛行機の中で試聴したのだが、主演女優(のちにジェマ・アータートンという名であることを知る)の色気に圧倒され、何度も一時停止と巻き戻しとを繰り返した作品。気づいたら日本についていた。
べつに、エロティックな作品では全然ないし、性的な興奮を得たわけではないんだけれど。とにかく女優に惹かれた。
ワーキングガール物。画家を食わせてる秘書の女性がひょんな事から戦意発揚映画の脚本家チームに入って一旗揚げる話。

ダンケルクにボロい漁船で救出に向かった姉妹の記事を膨らまして1本撮る!てなプロジェクトなのですが当然、山あり谷あり
&戦時なので生活もソーハード、普通の日常が命からがらで次の日クルーが撮影所に集まるかもしらんというね。で、空襲の最中タイプしまくった脚本は果たして⁉︎

ロマコメってなってるんですが、ビター風味でけっこう切ない…なんでって事も多い。でもビル・ナイ!広げた新聞を縦半分に折り曲げて顔を出し、片眉を吊り上げるなどカタを沢山やってくれてますー
moe

moeの感想・評価

3.6
第二次世界大戦下のロンドンが舞台。
プロパガンダ映画の制作に携わる脚本家のカトリンを中心に描かれた作品。
あくまでも映画製作がメインの物語だけど、戦争のことや男女差別にもフォーカスした物語。
ビルナイが素敵です。分かりやすくてとても見やすく、見応えは十分あり。これはぜひ女性におすすめしたいな。
第二次世界大戦中のイギリスで、ダンケルクの撤退を国の肝入りで映画化しようとする、スタッフ達の話。

田舎から駆け落ちでロンドンに出てきたカトリンは、ふとした事から脚本家の道が開けていく。
最初は生活力の無い男と暮らす為、ロンドンに留まる為に仕事が欲しかっただけだが、次第にやりがいを感じていく。

昔は人気があったが、今は老いて仕事がない俳優がカトリンに言った言葉が印象的。
「我々にチャンスがあるのは、若い男達が出征しているお陰だ」と。
アメリカでも、第二次大戦中は国内用に女性パイロットが増えたけど、男性が戦争から帰ってきたら、途端にそのほとんどがお払い箱になってしまったものね。
でも、一般の女性が船で救助に向かうというストーリーの劇中劇『ダンケルク』は、凄く面白そうな映画だったので、カトリンはきっと戦後も映画界で残っていくに違いない。

戦争中という事もあるけど、人生が再生したり、また突然終わってしまう人もいて、悲喜こもごも。
また、俳優の我儘に付き合わないといけなかったり、大根役者をなんとか見られるように指導したりと、映画撮影の裏側も観れて面白かった。
尤娜

尤娜の感想・評価

4.5
ダンケルクを観たから流れで視聴

映画の本編よりメイキング見る方が好きだから、すごく楽しめた。
第2次大戦下のロンドンを舞台に激動の時代を生きる苦難と戦いながら映画制作に尽力する1人の女性脚本家を描いた作品

あまりにも素晴らしい...
ほんま"映画"って素敵やね
また一つ映画が好きになる、
心から出会えて良かった作品

戦争や男性と女性の立場の違いなど時代による困難と向き合いながいい映画を作るために努力する姿に大きな感動を抱くし、タイトルでもあるように人生は映画のように、映画は人生のように、人生と映画の魅力が交錯するストーリー展開も魅了される
戦争や映画や愛がテーマになっていることといい、作品の中の映像で大きな感動を与えてくれることといい大好きな『ニュー・シネマ・パラダイス』と重なる部分も多かった

"時代による苦難"
戦争はやっぱり1番大きな苦難
この作品では戦地に赴いている人ではなく
戦争に行っている人の帰りをロンドンで待つ女性やお年寄りや負傷者の人生が描かれている
いつ死んでもおかしくない危険と隣り合わせで、それが日常だったことに悲しみと苦しみを感じた
こんな時代だからこそ「明日をも知れぬ命よ、時間を無駄にしないで」の言葉が胸に響く

男性と女性の立場の違い
この作品ではそんなに男尊女卑が主張されているわけではなかったけど会話の節々から女性への尊敬が欠けている部分は感じる
男性と女性で給料が違うことは当たり前で既婚女性だとさらに給料が減ることに驚かされた
自分がもしこの時代に生きていたら一体どういう考えを持っていたのだろうって考えてしまう

"映画への情熱"
最初は生活できるお金を稼ぐっていうのが1番の目的やったけどバックリーと働く中でいい作品を作りたいことが1番の目的になり奮闘するカトリン
厳しくて悲観的やけどいい映画を作りたい情熱は本物でその情熱とユーモアがカッコいいバックリー
この2人が皮肉を言い合いながらもどんどんいい作品が出来上がっていく姿は観ていてほっこりする

「映画は最高だった
 たまには価値ある映画を作りたい
 人生の1時間半を捧げたくなる映画を...」

"人と人の大切な想い"
頑固で自己中なお爺さんのヒルアードをはじめフィルも他のスタッフたちもみんな素敵な人で、この人たちが制作する作品はいい作品になるだろうなって感じさせてくれる
それぞれが大切な人を失う経験をして痛みを知るからこそ、知ろうとするからこそ本当の優しさが出てくるんだろうなって

カトリンとバックリーが愛おしい...
厳しいことを言うけどカトリンの実力は最初から認めていて、いい作品を作る為に一緒に尽力して仲が深まっていく姿は胸が温まったし、フィルの言葉で気付かされたカトリンがバックリーから告白された時の後悔を文章という形で取り戻すところはロマンチックで、2人のキスシーンは最高に嬉しかった

そして悲劇はその直後に起こる...
甚大な空襲の被害で撮影を行う建物も不安定になってことにより大きなセットの下敷きになってしまいバックリーは死んでしまう
ようやく素直な気持ちを伝えたのに...
ようやく2人が結ばれたのに...
あまりに突然な別れにカトリンと同様言葉も思考も止まって絶望が重くのしかかった...
だからカタリナに「いい仕事してるよ、君の方が連中より優秀だ、最近切れ味良いな」と語りかける亡きバックリーの姿でようやく状況が感情に追いついて涙が溢れた

「死に意味はないよ
 なぜ人は映画が好きか?
 構成されているからさ
 ストーリーには形、目的、意味がある
 不幸な展開も作為的で意味がある
 人生とは違う...」

"涙が溢れるラストシーン"
脚本家を辞めて制作した映画の公開も観ていなかったカトリンはヒルアードの大切なことに気付してくれる言葉を受けて映画館で自分の作品を観る...
勇気を出して困難に立ち向かう主人公の双子の姉妹とカトリンの姿を重ねていることも、例え死んでもその存在は無意味ではなく大切なものとして残り続けるというメッセージにも、観客みんなが喜怒哀楽して最後には涙する映画の素晴らしさが詰まっていることにも感極まって号泣した
ポテトを投げるシーンは大好きやったからそこが映画の最後に流れていることにも大号泣

ラストはバックリーの想いを継いで脚本家として働くカトリンのシーンで物語は締め括られる
脚本家としてのカトリンの姿とフィルとの「ハッピーエンドにね!/分かってるわ!」の会話も前向きになれて素敵
映画の途中で双子役の姉妹が歌ってたEDの『They Can't Black Out The Moon』が大好き
愛する人を失う悲しさだけではなくてその存在を糧に、その想いを胸に、前に進んでいく力強さを感じる作品

「見た瞬間 それが欲しいと思い
 どんなに強く望んでも
 手に入らないものはあるか?

 俺にはある
 それは生きる力を奪うか
 燃え続ける炎を与えるかだ

 俺は出だしにいなかった
 だが結末は必ず見届ける
 正しい結末にすべきだからだ
 戦う価値のあるような結末に...」
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