実話が元となっているドイツ映画。
運命に翻弄されながらも"夢を諦めない"という強い信念のもと、周りに視覚障害である事を隠し続けながら生活をする主人公。
いつその秘密がバレるのかヒヤヒヤしつつも、彼の努力する姿には見習うところだらけで心打たれた。
使命感の強い彼が追い込まれて行く姿は観ていられないし、健常者と同じように生活できない事へのフラストレーションの描き方がとてもうまかった。
"夢を諦めない"という今の自分に目標のある人が観れば勇気付けられること間違いなし。
評判通りいい作品のいいお話。
ただ、夢も目標もない僕の心に響くものはほとんどなくこう言うお話があったんだなぁ、という認識。