こんなに泣けると思っていなかった。
彼に比べれば私なんて何でもあるのに何もしていないなんて と気付かされる。
人生は1度きり。大胆さと勇気をくれる映画だった。
マックスは最低なのか優しいのかわからないお調子者の感じで、こういうドラマには不可欠な存在。主人公と良いコンビになっていて楽しい気分にさせてくれた。こういう友達1人は欲しい。
テーマは 彼が障害と向き合いながら奮闘する話でありながら、ドイツの暗い側面も映している。
薬が簡単に手に入ることや、移民の就業が困難なことなど。やり過ぎになっている感じはしないけど、観る人に強く印象付けられたと思う。
サリーが見ている世界を映すことでこちらまで緊張して恐ろしい気持ちになった。これが毎日続いていたのにホテルで働くなんて本当に 彼の努力と根性が凄まじいものだったんだろうなとより一層気付かされる。