大阪アジアン映画祭オンライン座３作品目

３０分の短い作品ではあるが好評だったというだけあって、わたしは好きだった。

大学生の女の子が、高校生の女の子を家庭教師するお話ですが、ある日土曜日にするはずだった授業を金曜日に変更できないかと高校生から言われるが、大学生の家庭教師も授業やバイトで無理だと一旦は断るが。。。

ここで二人の切羽詰まった状況が映し出されていく。
たった３０分で、人の置かれている状況がはっきりとこんなにも分かるものかとハッとした。

• #大阪アジアン映画祭

大阪アジアン映画祭。

併映の2本の日本映画は監督の内なる作家性が多くは語らない形で表現されていたのに対して、こちらは比較的ストーリーを追うタイプの短編だったかと。
韓国の大学生はあんなに勉強するのが普通なのかと驚きつつも、社会の閉塞感の中2人女の子がなにかにたどり着けた気がするラストが鑑賞後の気持ちを快くさせてくれた。

大阪アジアン映画祭オンライン座2021