ネトフリオンリー、今年最後の超大作。
劇場で予告流して、配信のみという。
ネトフリオリジナルはここのところ当たりまくりなんだけど(『オクジャ』『ヒットマンズ・ボディーガード』『きみとボクとの距離』などキリないね!)、本作の不安要素は監督。
一部の間では結構崇拝されてるデビッド・エアー監督。
私『エンド・オブ・ウォッチ』以外はどーにも好きになれない。
なんかまどろっこしい語り口の割りにディテールないがしろにしがちな気がする。
話の展開そのものはアツいのに、乗り切れないパティーンが多い。
本作も予感は的中。
題材はなかなか目の付け所が良いと思う。
現代社会にエルフ、オーク、妖精、ドワーフといったファンタジー世界の【人種】が共に生活し共存してる上、【魔法のワンド】なる秘宝も登場。
例えるなら『ズートピア』のファンタジーライブアクション版、スーサイド・スクワッド風味。だから、異人種バディムービーという過去ハリウッドが最も得意としたジャンルに連なるワケだ。
しかしまぁ、エアー監督、これらの要素ががっちり噛み合って来ない。
伏線もバッチリ決まってくるんだと思ったら、来ない。
登場勢力が多過ぎで同じような画、
同じ様なやり取りの繰り返し。
脚本家は悪くなくって見せ方の問題ってほうが大きいよなぁ。雰囲気作りはものすごく良いだけに。あらゆる要素ぶっ込まれてるんで何かしら響くところはあると思いますよー!