ユーモアセンスのないウィル・スミスが異種族の相棒と一緒にエルフやオークが暮らしているロサンゼルスで世界を守る話。
ロード・オブ・ザ・リングの種族を現代の都会に放ったような雰囲気で、リングは無いけどそれっぽいものもある。人種差別の代わりに種族差別が存在する設定も何となく見たことある気がした。
オークがブリトーを買ったり、B系ファッションを着たりする姿は斬新だった。スーツに身を包んだ現代版エルフもなかなか良かった。
ウィル・スミス主演のバディームービーと聞くと『バッドボーイズ』や『メン・イン・ブラック』が思い浮かぶが、それらに比べると本作はお笑い要素が皆無に等しいので、どうしても物足りないような感じがしてしまった。
キャストと映像が良かったし世界観も面白かったから、これからもNetflixオリジナル作品には期待したい。