はらだしんじ

ファースト・マンのはらだしんじのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
4.0
寡黙な男を演じるライアンゴズリングが大好き

説明的な言葉はなく、1人の男にフォーカスしっぱなしの映画。
人に話せない、言語化できない、一般の道徳に反してるなど、いろんな人のセンシティブでパーソナルな部分に寄り添う。そんな映画だ。

寡黙に事実を受け入れ、自分に試練を課す。
他人と会い慣れる部分もあるが、人の幹の部分は孤独である。家族も、愛する人にも踏み入る事ができない、分かち合うことのできない問題。それと対峙するには強い精神をもって向き合い続けなければいけない。