アポロ11号の船長で人類で初めて月を踏みしめた男、ニール・アームストロングの映画。
X-15実験のパイロットだったニールは、幼い娘カレンを病気で亡くしたことをきっかけに仕事にのめり込むようになる。高い技術力と冷静さを評価され、民間人パイロットとしてニールは月面着陸を目標とするジェミニ計画に参加が決まった。
たくさんの同僚たちの犠牲や政治的な批判を受けながらも計画は続けられ、とうとう世界中の人々が感動したあの瞬間を迎える。
映画の中でニールの月への想いは語られない。
ニールは寡黙で淡々と物語は進むが、緊張感や迫力の伝わってくる映像で見ていてのめりこんでしまう。
この時代に生きていた人がうらやましい。
