ファースト・マンのMountainMoviesのレビュー・感想・評価

月に行くことはそれだけ聞くと、とてもロマンのある話なのでそうゆう映画かと思いきや、話の壮大さとは裏腹に、宇宙もニール船長もとても静かな映画でした。
映画の中では終始、自分の感情を心の奥で消化していく彼ですが、亡くなった大切な人達が無駄死ににならないように最後の方は意地にも見えるような、冷静な見た目では分かりにくいけれど、時折見える情熱に胸が熱くなりました。
ニールが月に足を一歩踏み入れた時、そこに亡くなったみんなの思いを置いてきたのだと思いました。