Tはっちょう

ファースト・マンのTはっちょうのレビュー・感想・評価

ファースト・マン(2018年製作の映画)
4.0
あのー、ほらほら。ランチパックの女の子と付き合ってる前澤なんとかってお社長さんいるでしょ?いいよなぁ!お札ばらまけてよぉ。

あのお社長さんさ宇宙行くとかって言ってるじゃない?

そんなお社長さんにこれ見て欲しいよ!!
宇宙なんて絶対行きたくない!!!って思うんだからさ。
そんくらいこええんだよ、むかーしの技術で出来たクッキーの缶みたいな素材で作られてるロケットで月に行くっつーのはさ。

俺はさぁ、この映画の監督はドSだと思ってんだよな。まぁ俺もよぉ、Sだけどよぉ比じゃないんだよ。

最初に撮った太鼓叩く映画あったろ?達人になろうと訓練してたらそこにハゲが椅子投げるやつ。太鼓がんばろ!ってんだからよ、楽しくやりゃいいのにゲロ吐きそうなくらい緊張感あんよな、あれ。
でさ、その次のラララなんちゃらって楽しそうに踊ってる映画もさ、あたたかい映画と思いきやありゃ酷な話だぜ??夢見る辛さっつーかよ!

でよぉ、どっちの映画も散々現実の辛さ見せられた上でラストの畳み掛けがドリーム感満載なワケだよな?

この映画もおんなじなんだよな!前の二本より少し地味ってだけで中身は変わってねぇんだなぁ。
この監督は若い兄ちゃんらしいけど、なんかもう70歳くらいの人が撮ったかのような悟り?っつーの。貫禄感じるよなぁ。そこに一番俺ぁ心掴まれちったよ。

しかも、今まででの作品内では一番人死ぬしよぉ、怖いったらありゃしねーんだ。

まぁその上でよ、万人から理解されにくい静けさってのはたしかにあるわなぁ。でもよ客入ってりゃいい映画とは限らねーからよ!そこんとこよろしくな!

俺でした!