まさか 今年公開したばかりの新作が
プライムで観れたとは知らず
びっくりしました 嬉しい
ララランド どハマりしたので
デイミアンチャゼル監督の新作が見たくて見たくて
ミュージカル以外も撮れるんだ
ララランドと同じ監督とは
思えないテイストの映画でした
若いしイケメンだし
本物の天才です。
冒頭 宇宙から帰還するシーン
今作もつかみは絶好調 切れ味抜群です
いきなり生死をさまようシーン見せられたら
そりゃあ引き込まれますよ
ストーリーは
ニールアームストロングの生涯
ちょうど ドリームでNASAの映画見て
時代も近いし なんとなく状況はわかる
まさか 想像以上に実話通りでした
細かいところはわかりませんが
かなり脚色されてると思ってました…
なんなら作り話かと
宇宙飛行士の苦難って これほどなんですね…
宇宙への道のりはまるでいばら
事故はつきものって
一言では言い切れない重みが実際にはある
家族との軋轢 これが1番重たい
普通の生活を望んだ妻
裕福だけど 安定を欲しがります
ないものねだりが切実
宇宙飛行の裏側もやばいです
事故で同僚をなくすのが普通って
想像を絶しますね
途中 NASAが主人公を
見捨てようとしたところはゾッとしました
表ではいいことしか言わないし
壮大なことをするための犠牲が
大きいのか 小さいのか わかりません
たかが1人 されど1人
この映画で1番印象に残ったのが
いかに言葉にするかが簡単か
ってことです
他の奥さんが 安定な生活は嫌いとか
税金が無駄だとか
言っているのをみて
どれほどその言葉が軽いんだろうって
思いました
月面着陸でも 世間が手のひらを返していて
都合の良さ 世間の怖さを実感します
いろんな方のレビューを見ていると
映画を包む暗さが
評価の上がらない原因のようですね
確かに暗い。娘を失ったムードを
そのままラストまで引きずります
ライアン・ゴズリングの醸す
なんとも言えない哀愁は
やはりすごいですね
