“この一歩は人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である。”
2018年公開。ライアンゴズリング主演、デイミアンチャゼル監督のララランドコンビ。
ニールアームストロングの月面着陸にフォーカスした伝記映画。仲間の犠牲や愛する我が子の死を乗り越えて、月面着陸をようやっと果たして…あのラストは超グッとくる。よくよく調べてみると、形見のブレスレットを本当に月に残したかどうかは判らないらしくて。事実月面に降りてからニールが、”空白の10分”で何をしていたかはわからないそうな。あくまでも造り手の願望もあるラストではあったけど、あれこれ想像すればするほど…嗚呼、ロマン！
この手のリアル志向な宇宙モノ映画の中でも、カメラワークや音声はずば抜けて臨場感たっぷり。物語や展開は終始ニール目線だったし、没入感◎だった。彼の実際の性格上、物静かで多くを語らないところまで再現されてるもんだからエンタメ性には欠けるし、このあたりは評価が分かれるところでしょう^_^; せっかく色々と成功したのに、悲壮感漂う違和感は、見ていてこちらまで暗い気持ちになったかな〜、あまり好みではない。苦笑
