有名なアームストロング船長の自伝的映画。
あくまでアームストロングの自伝であってアポロ11号の話ではないという事を理解していないと大いなる肩透かしを喰う。
しかし、私は非常に良かったという感想です。小説でいうと一人称のような視点。画像もわざと粗くして当時の空気感がよく出ていると感じます。
NASAを中心とした成功譚ではなく、家族を中心としたドラマ。特に奥さんと娘がキーになる。月でのブレスレットのシーンでこの為に彼は必死で月に行こうとしてたのかと切なくグッとくる。
奥さんとの最後のシーンも素敵でした。実際の夫妻は最終的に離婚しているというのはなかなかに男女の仲は難しいものだとつくづく感じます。