朗らかなこっぺ

冬の旅の朗らかなこっぺのレビュー・感想・評価

冬の旅(1985年製作の映画)
3.0
 各所で評価の高い作品だけど、ちょっとしっくり来ない。どこにも行き着くつもりのない流浪の旅を主人公と共有できる時間そのものに価値があるのかもしれない。村上龍の『限りなく透明に近いブルー』のような、破滅的かつ自堕落な文学的要素を宿した作風に感じる。