朗らかなこっぺさんの映画レビュー・感想・評価

朗らかなこっぺ

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廃用身(2026年製作の映画)

3.8

凄い作品だなぁ。原作も読んでみたい。
日本が今ぶち当たってる問題が凝縮されてて、残酷な面も含めてなんだかフィクションと思えなかった。

エラ・フィッツジェラルド物語(2019年製作の映画)

3.2

黒人の女性歌手の方ってニーナ・シモンのようなパワフルでソウルフルなお声の人ばかりと思い込んでいたから、こんな可憐なお声の持ち主がいたとは!驚き!

火喰鳥を、喰う(2025年製作の映画)

3.3

記録。
レビュー結果が悪そうだけど、私には結構興味深いテーマだった。量子物理学とかパラレルワールドとか好きな人にはおすすめ。
「大奥」もそうだったけど、こういうときの舘様怖いんだよな。

違国日記(2023年製作の映画)

3.8

丁寧な暮らし系作品でもないのに、なぜか時間が豊かにゆったりと流れる感じがあって、この空気感自体が好きというか、二人の何気ない会話にこちらが解されていく、不思議な映画。

汝、星のごとく(2026年製作の映画)

4.5

原作がめちゃくちゃ良いので映画化にも期待していたけど、期待以上。横浜流星くんのストイックさの真骨頂を見た気がする。『流浪の月』ではヒス彼と追い込まれる主人公を演じていた流星くんとすずちゃんが、全く別の>>続きを読む

シネマ歌舞伎 大江戸りびんぐでっど(2010年製作の映画)

3.7

 くさや液でゾンビを作るという発想がまず天才的。最初はマイケル・ジャクソンの「スリラー」MV意識してんのかな〜みたいなお笑いとノリを前面に押し出したクドカン節炸裂だったけど、至る所に小ネタというか、歌>>続きを読む

愛し合ってるかい? 忌野清志郎が教えてくれた(2026年製作の映画)

3.5

〝永ちゃんと長渕と清志郎はレジェンド〟
そんなイメージをほぼ一般常識的に身につけているだけで、彼の全盛期をよく知らない、「♪ずっと夢を見て〜」の人でしょ?、くらいな知識でいるのがちょうど私の世代だと思
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火まつり(1985年製作の映画)

3.3

THE・中上健次!って感じの作品だった。
『枯木灘』とか『千年の愉楽』とか、彼の作品を読んでいて感じるのは、常に鬱々とした湿り気。描く場所も熊野から永遠に離れない。林業、漁業のみで構成される集落での生
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私たちは、ちょうどいい。(2025年製作の映画)

5.0

今年のNo.1かもしれない。
中盤からポロポロ泣いて。
クライマックスでぼろっぼろ泣いて。
エンドロールでも鼻水啜って泣いて。
席を立つ頃には真っ赤に泣き腫らしてた。
最優秀脚本賞とるのも頷ける。
実
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さまよう心臓(2011年製作の映画)

3.2

怖い!人形アニメだからといって甘く見てちゃいけない。ほん怖ばりに「あれは一体、何だったのでしょう…」とナレーションが聞こえてきそうなラストもGOOD。

ミステリー・アリーナ(2026年製作の映画)

3.6

プロット的にはハチャメチャで、ミステリー界にケンカ売りまくってるけど、息つかせぬ展開で結構面白かった。

俺ではない炎上(2025年製作の映画)

3.0

なんか、阿部寛さんや夏川結衣さんのようなベテランや、芦田愛菜ちゃんや長尾謙杜くんのような前途多望な若手を使うにはあまりにも軽いというか、浅い内容の映画。ネットリテラシーのおさらいとして見るには良いのか>>続きを読む

劇場版 緊急取調室 THE FINAL(2025年製作の映画)

3.6

 猿之助さん逮捕の余波で延びに延び、撮り直しまでしてやっと公開まで漕ぎ着けたシリーズ最終作。ずっと見続けてきた人間としては、娘役の杉咲花さん登場に「おお!大きくなった!」ってなんか親戚目線で見ちゃうし>>続きを読む

マイルス・デイビス: クールの誕生(2019年製作の映画)

3.1

 マイルス・デイヴィスといえばスーツでビシッと決めてトランペットを吹いているくらいのイメージで観たので、今のジャズの原型(自由なセッションスタイル)を確立したのが彼だという歴史や、薬物に苦しんでいた晩>>続きを読む

雌鶏(2025年製作の映画)

4.0

 ほんとに鶏が演技してる!CGもAIもほとんど使っていないなんてびっくり!私がもし何某かだったら、冗談ではなく本気で主演女優賞をあげたい。(とは言っても実際には数羽で分担していたようなので1羽に絞れな>>続きを読む

襲名(2026年製作の映画)

3.9

 『国宝』が大成功を収める裏で、「せっかく歌舞伎役者の物語なのに東宝においしいところを持っていかれて松竹は何やってんだ」みたいな意見をよく見かけたけど、松竹はリアルな裏側を知っているが故にはじめから製>>続きを読む

シネマ歌舞伎 ふるあめりかに袖はぬらさじ(2008年製作の映画)

3.9

過去に大竹しのぶさん主演の舞台は見たことがあったけど、歌舞伎版は初。
平成19年だけあって、まず顔ぶれが豪華。三津五郎さんや勘三郎さんのように鬼籍に入った方や、團十郎さんや芝翫さん、勘九郎さんのように
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ニューポート・フォーク・フェスティヴァルの夢(2025年製作の映画)

3.3

若かりし頃のボブ・ディランを堪能できたのはありがたい。上映後の浦沢直樹さんとピーター・バラカンさんとのトークがめちゃくちゃ濃くて、1950年代から60年代の音楽シーンの移り変わりをマニアックな観点で色>>続きを読む

七転⼋起の歌⼿ バーバラ・デイン(2023年製作の映画)

3.9

商業的な成功を望めばボブ・ディランと同じくらいの高みへと行けたかもしれないのに、自分の信念に沿わない活動は一切しない、という頑固さと覚悟のもとに歌い続けた彼女の人生そのものが凄まじい。こんな人がいたの>>続きを読む

METライブビューイング2025‐26 チャイコフスキー《エフゲニー・オネーギン》(2026年製作の映画)

3.7

『エフゲニー・オネーギン』自体を観たのが初めてだけど、どのキャラクターも精神的に未熟で人間くさいところが、「ああ、オペラだな」という感じ。
そして、やはり音楽が最高。チャイコフスキー好きの人なら観て損
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白鳥とコウモリ(2026年製作の映画)

3.4

原作未読。
最後のワンシーンが完全に蛇足。
物語の骨格もよく(東野作品なので当然だが)、キャスト陣の(敢えて視線のみで見せるというか)抑えた演技も素晴らしかったので、問題提起で終わっておけばいいものを
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METライブビューイング2019-20 プッチーニ「トゥーランドット」(2019年製作の映画)

3.5

ゼフィレッリ演出版。たぶん数年前にも観てるんだけど、今回二回目の鑑賞。ティムール役のジェイムズ・モリスさんの声がとてもいい。全体的な舞台演出は本作のほうが王道という感じたけど、「Nessun dorm>>続きを読む

ピアノフォルテ(2023年製作の映画)

3.7

ピアノコンクールでの素晴らしい演奏もさることながら、その中にある様々な葛藤や師弟関係のあり方、勝負に臨む心の強さや安定さについて深く考えさせられる内容だった。特に、同じ17歳のエヴァさん(ロシア)とハ>>続きを読む

Tokyo Melody Ryuichi Sakamoto 4K レストア版(1985年製作の映画)

3.2

映画というよりフランスのテレビ番組向けに作られた特集を短編映画に再編したもの。1984年って生まれてないから、この頃の日本が色々新鮮。あの、謎に踊っている人たちは、竹の子族というらしい。『ぼくはあと何>>続きを読む

第19回ショパン国際ピアノコンクール映像選(2025年製作の映画)

3.6

まさしくリアル『蜜蜂と遠雷』の世界!

[9.21]Aプロ
『MusicFilmFestival2026』にて鑑賞。エリック・ルーさんの演奏が素晴らしい。指遣いまでアップで映し出され、音も非常に良いの
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キャロル・キング&ジェイムス・テイラー:ジャスト・コール・アウト・マイ・ネーム(2022年製作の映画)

4.2

最っ高!お二人とも名前しか存じ上げない状態で行ってしまったのだけど、曲も素晴らしいし、ステージに愛が溢れてて(それが画面越しにも伝わって)めちゃくちゃ良かった。上映終了後に自然と拍手が沸き起こったのも>>続きを読む

踊る大捜査線 N.E.W. メトロポリスを駆け抜けろ!(2026年製作の映画)

3.3

面白いかと聞かれればYESだけど、人に勧めたいかと問われると「人による」という感じ。ただ、3のときもFINALのときも「2に比べて…」という言い方をしてしまっていたのだけど、今回14年ぶりとなる本作を>>続きを読む

ワンオペレーション(2025年製作の映画)

3.3

ちょっと前に観た『アダムの原罪』に近いな、と思った。ただただ焦燥感を描く作品かと思いきや、そこはやはりA24製作だけあって、着地点の不安定さを抱えたまま引きずられていく感じ。
穴(天井の穴、娘のお腹に
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