久々に、生き方に影響を与える映画体験だった。
それは単に優れた作品という評価を超えて、自分の内側の価値観や倫理を静かに揺さぶるような、根源的な問いとして残る。
この映画が突きつけてくるのは、「自由…
終わり方が凄い。
切り株の仮装した男たちが行き交う人々にワインの澱をかけ全身を汚す祭が特殊造形ホラーのように淡々と描かれるのだが、全身を汚すという祭の特性と、まったく風呂に入らないヒッチハイカーのモ…
『冬の旅』
原題 Sans toit ni loi
製作年 1985年。上映時間 105分。
製作国 フランス
フランスを代表する映画作家アニエス・バルダが、さすらいの末に凍死した少女が死に至るま…
アニエス・ヴァルダが描くロードムービー
一人の女性の遺体が発見され、彼女と生前会った人々のインタビューと彼女自身の話が繰り返される。
ケリー・ライカートの『ファーストカウ』も同じような構成だが…
映画のシステムが明確で単純で分かりやすかったし、別々の場面で登場した人々の関係性が明かされて物事が複雑になっていく終盤は見応えがあった こういう展開になると思わなかった
途中主人公が強姦されるシ…
モナは大層な信念とかがあるわけじゃなく、フラフラしてるだけ。
だと思うけど、彼女と関わった人達はそれぞれ、情を抱いたり利用しようとしたりする。
でも、その人達の人生を変えるほどの事もなくて、いずれ記…
彼女は何を選んだのだろうか?
周りの善意(すべての人からではないが)に少しでも応えさえすれば、いくらでも生き延びる術はあったはず。
なのにしなかった。
「自由を選ぶ」
旅の間、そう言い続けた彼女…
作中のギャグ?シーンで教授が電気ショック受けてるところ、走馬灯が見えたわ、みたいな台詞があったけど、映画全体がなんか人生のダイジェストみたく感じる映画でした。自分だったら、放牧しながら暮らしている家…
>>続きを読むモナが魅力的に見えなかったと言っている人がいてばーかと思った 「苦しいから死にたい」んじゃなく「楽して生きたい」の一本で放浪し続けるのは、逃避や諦めでなく、信念だから
モナは人の心を映す鏡のような…
(c) 1985 Ciné-Tamaris / films A2