がんばる

冬の旅のがんばるのレビュー・感想・評価

冬の旅(1985年製作の映画)
3.1
初アニエス・ヴァルダだと思ってたら『5時から7時までのクレオ』を過去に観ていたことをこの作品を観た後に知る。

今思うと確かにテイストや音楽の雰囲気や挿入のタイミングが似ていたような。
途中教授のシーンで少し寝てしまったんだけど、『5時から7時までのクレオ』でも途中寝たんだよな。
私の好みには合っていないのかも…
体感2時間半くらいなのに実際は105分。

凍死体から始まったのと、ラストシーンはすごく良かった。

私はモナの姿勢に共感も憧れも無かった。
これは私がつまらない人間の証なのか。

基本的にモナの素性や死の直前まで何を感じているのかわからない部分が苦手だったのかな、と鑑賞後考えたけど、かと言って素性が明らかで感情もわかりやすかったらあの作品の良さは作れていなかっただろうな、とも思う。

大半が嫌悪や怒りの表情をしたモナだったけど、たまに見せる笑顔が可愛くて、これが周りに好かれたり、忌み嫌われたとしてもどこか印象に残る理由なのかもしれない。ズルい。

何でこんなに長いレビューを書いたのかわからない。
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