ちょりそ

ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめのちょりそのレビュー・感想・評価

4.0
ただただゾーイカザンが見たかっただけで
この映画をチョイスしましたが
なかなか良い映画でした。

パキスタン人のクメイルはパキスタンを離れ親と兄弟と一緒にアメリカに来ています。クメイルの職業は売れない芸人、トークショーも糞つまらないです。コメディーショーのバーで出会ったのは白人のエミリーでした。
パキスタン人の古くからの習わしではお見合い結婚で尚且つパキスタン人同士での結婚でないと家族から勘当されてしまいます。さてどうするクメイル… (適当あらすじ)

マイネームイズハーンも同じ様な感じのテーマでイスラム系の顔の主人公が人種による差別を受ける中懸命に生きるという内容でしたが、本作も似たようなテーマです。
でもマイネームイズハーンほど重苦しい内容ではありませんでした。

ゾーイカザン見たさにこの映画を見た僕ですが、途中からゾーイカザン演じるエミリーが病気になってしまいほとんど登場しなくなってしまいます。そこはちょっと残念ポイントでした。

感動ポイントがもっとあるかなと思いましたがそこまでお涙頂戴ポイントもなく、最初から最後までほっこりする様な映画でした

【追記】
僕も今の嫁と結婚する前にお付き合いしていた彼女の親が、婿に来ないと結婚はさせないと言って結婚に反対されていました。
婿に行くことが家族を裏切る行為では無いというのは分かっているのですが、婿入りすることがすごく嫌に感じて当時付き合っていたその彼女と結婚することを僕は諦めました。
その一件を思い出して、
その当時の自分と この映画の主人公クメイルを比較して考えてみると、彼女と一緒に居たいということを一番に思い、家族に勘当されても良いから彼女と結婚したいと決断したクメイルは本当に根性があるなと思いました。

結婚しようと考えている人がいるけど何らかの理由で親に反対されていて悩んでいる。そんな方がもし居たら、この映画を見てクメイルに勇気付けられるのも良いのではないでしょうか。
ちょりそ

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