こんな映画を待っていた。
私のこの、ぐっちゃぐちゃでどうしようもならない思いをほぼ全て、いや、もはや全部映画にしてくれた。しかも映画館で、観れて、よかった。
誰とも付き合ったことがなく、中学からずっと片想いし続けてきていてほとんど毎日脳内で繰り返し思い出しているあの人と、最近暑苦しいほどアピールしてくる関係がよくわからない人の2人がいる。
主人公の思考や集団での立ち位置、最近アピールしてくる人の行動、主人公の高ぶる喜怒哀楽には全て移入できた。私が人生で一番幸せでそして最後には大きく悲しんだあの日々の記憶がフラッシュバックして。
音楽には助けられる。突然歌い出したくもなる。人ってそんなもんでしょ。そんなつもりはなかった。覚えてないな。傷ついたのなら謝るよ。終わり方完璧。
今年2018年1月1日。あの人はまだ私の中から消えないし今後も消えることはないだろう。でもきっとただ純粋に想ってくれる人が現れたら独りではなくなるのかな。
2020年12月28日加筆修正。金儲けのために人は殺されてしまうこともあるらしい。待っているだけでは苦しくなるばかりでいざ好かれても不安が先に来てしまう。いずれ嫌いになるのならその前に離れてずっと片思いの方が幸せなのかもしれない。私は他の人みたいに自分以外の誰かを背負うことなんて到底できない。完璧を求めてはお互いつらいだけ。まだ希望を捨てられない私が居る。死の受容過程を順調に進んでいく。
