評判が良かったので鑑賞。
本当にサイコーでした。
映画を見ていていいなと思うのは、色々な感情に出会えること。
この映画は終始、クスクス笑える。コメディ映画としてレベルが高い。この要因として、挙げられるのはテンポがいい点。お笑いはテンポが大切なのかなと再認識。
笑いだけではない。嫉妬や孤独など負の個性ををうまく表現してる。吐き捨てるような独り言、周囲よりも優位にたちたい気持ち。自分が嫌だなと思っている負の個性を惜しみなく主人公が表現する。本当は、間違ってるってわかってる。でも、強がりであったり、弱さを認められないから悪い方向に向かってしまうところもある。
でも、救いなのは最後に主人公が成長してくれているところ。その場面は、自分も色々間違り、変な自意識を持っているけど誤りを認め前に進むしかないんだなぁと実感した。
最後に好きという感情。好きなものは好きという理屈を超え、生理的な感情には心が震えた。
多くの人に見てもらいたい、語り合いたい映画でした、