あまり邦画は見ないから、久しぶりにこの手の邦画を見て、あまりにもリアリティがあって、ズキズキと胸が痛み、グサグサと胸に刺さった。
昨年見た『スウィート17モンスター』と似たような感覚に陥ったけど、やっぱり邦画だから、とても生々しかった。
こじらせ女子が、自分は孤独なんだなって思った時、秘密を暴露されちゃった時、大好きな人の中には私はいなかったと気づいた時、今まで自分の中だけで生きてきたのに、突然違う人が自分の頭の中に乱入してしまった瞬間、苦しくて苦しくて、絶叫するほど泣きたくて、物に当たりたくて、変な笑いが込み上げてきて、自暴自棄になっちゃう気持ち。
そんなこじらせ女子の気持ち、どんな人にも少し似たものがあって、だから共感できるんだなと思った。
『二』は最初は気持ち悪いなぁって思ったけど、話が進む内に、あの不器用ながらに一生懸命なところ、健気なところ、ちゃんと気持ちをぶつけてくれるところ、すごく良いなって思った。だからヨシカの心にも響くものがあったんだろうなぁ。
女は想うより想われろって良く聞くけど、その通りなのかもしれないって思った、笑
振り向いてくれない人をただただ想い続けることと、自分のことをちゃんと大切にしてくれて、想われること、どちらが幸せなのかな。なんて、ふと思ったりもした。
これは松岡茉優にしかできない役どころ。松岡茉優そのものなんじゃないかなぁとも思ってしまったくらい、笑
それくらいハマり役だった。
喜怒哀楽の表現が、とても素直に伝わって素敵な女優さんだなぁってすごく思った。
ハグのシーンがとっっても可愛かった😂
