もうだいぶ前に見た作品。超好き。
ヨシカは妄想という厚い殻で心を覆ってて、最終的には野暮ナイスガイのニ(渡辺大知はほんとに最高)によって打ち破ることが出来たけども、またファックファックファーーック！！！てなる日ももちろん来るのだと思う。でもそれがヨシカらしさでもあるから、こじらせると自分も周りもしんどくはなるけど、それでも妄想に閉じこもることを「悪」として捨て去ってほしくないな〜と勝手に願ったり。殻も使いようというか。誰だって何かしらの殻で自分を守りながら生きてるとこあるし。人前ではあえてひょうきん者を演じるとか、自虐ばかりしちゃうとか、そういうのも「殻」の一種なんじゃないかなあ。
大昔に原作読んだ時はヨシカのあまりのイタさに読了できなかったんだけど、映画のヨシカはイタくも可愛らしさやいじらしさがあってすごく良かった…どころか共感しすぎた。原作も今読んだらイケるんだろうか…！
