このレビューはネタバレを含みます
原作を前に読んでいたけどほぼ忘れている段階で観に行きました。
今まで描かれていたカフェの店員さんや釣りをしてるおじさんたちとの関係がミュージカル調に妄想だったことを明かされる場面とか、ヨシカが自分のことを好きで尽くしてくれるニの名前を覚えようともせず覚える必要ないくらいに思っていたのに、大好きなイチに、しかも絶滅種が好きで話も合ってイチを理解できるのも自分を理解してくれるのもこの人しかいないとさえ思ったのに自分の名前を覚えて貰えてなかったことがすっごくショックで逃げ出したところがめちゃめちゃしんどくて最高だった… さっきまで人の名前をすごく軽視してたのにそれで何年も育てた恋心が崩れんだ！？って思ったけどその気持ちもわかるな〜って…
こじらせや生きづらさを抱えてる人間にはだいぶ刺さるんじゃないかなあと思います。
