勝手にふるえてろのネタバレレビュー・内容・結末

勝手にふるえてろ2017年製作の映画)

上映日:2017年12月23日

製作国:

上映時間:117分

4.1

あらすじ

私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れ…

私には彼氏が2人いる──突然告白してきた暑苦しい同期のニと中学時代からの片思いの相手イチ。 「人生初告られた!」とテンションがあがるも、イマイチ、ニとの関係に乗り切れないヨシカ。一方で、「一目でいいから、今のイチに会って前のめりに死んでいこうと思ったんです」という奇妙な動機から、中学時代からひきずっていた片思いの相手・イチに会ってみようと、ありえない嘘をついて同窓会を計画。ついに再会の日が訪れるのだが・・・。 “脳内の片思い”と“リアルな恋愛”。同時進行で進むふたつの恋の行方は?

「勝手にふるえてろ」に投稿されたネタバレ・内容・結末


2017年の映画納めに選んだ作品。

あるある!
いるいる!
こんな面倒で痛い人達!

と思いますが決してひと事では
終わらない…

松岡茉優だから愛らしく見えますが
その行動や性格だけを見ると
とんでもなく厄介なヒロイン…

しかし、その厄介な一面は
見ていて共感する部分もあるし
誰しもが持っているのではないかと思う。


●見境がなくなる主人公
常日頃妄想をしているヨシカ
しかし妄想と現実の線引きは
きちんとしており実際の仕事や
近所づきあいでは地味に過ごしている。

主人公の心の中だけで広がっていく
理想の世界と、現実の世界が
ある事をきっかけに繋がっていく。


●イチと二
二はいるいるこういう人!という感じ

親しくない人でもいきなり
距離をつめてくる。

会話はど直球で空気を察するのが下手
しかし本人に悪気はない。



イチという人間は終始よく
分からなかった。

きっとヨシカ自身も妄想ばかりで
本当のイチを知らないから

見ている私自身もヨシカと同じく
イチという人間をあの少ない映像の中から
想像するしかない。

そしてその想像は
こうだったらいいな
きっとこうであるはずと
ヨシカの中でだけで育っていく。

これってよくあることで
知りもしないのに
血液型や見た目などの不確定な情報だけで
判断してその人の中で思い込み像が
できあがっていく。

相手とまともに対話せずに
人を判断することの無意味さが
痛く伝わった…。

いや、恋してたら
こういう妄想はありがちだけど
それは学生時代までに留ておかないと
ヨシカみたいになるよって事かな。


そしてラスト。


映画作品や小説で1番苦手なのが
タイトルをセリフで回収する演出。
特にラストシーンでタイトルを言っちゃうのは…。

作風的にどこかしらで言いそうだなぁと
構えてはいたのですがラストで
きっちり回収。

一気にチープ感が出るというか
キメてる風なこの演出はどうも
好きになれません。
これだけでベストムービーから
外したくなる程でした。
主人公の気持ちが痛いほどわかるのは人と向き合うことが自分も苦手だからだと思う。人と向き合うことって表面上仲良く楽しく過ごすだけじゃなくて、心を開いたり、自分が嫌だと思ったことを相手に上手く伝えて関係を良好に保つことだと思う。

ヨシカは圧倒的にそれが苦手で楽しく話すことはできても心を開いて本音で話したり、自分が嫌だと思うことを嫌だと言うことはできず、嫌なことをされたらそこで心を閉じて全てを締め出ししまう。
相手との関係より自分の気持ちを優先させていて結局一番大事なのは自分でしかない。
ヨシカとは対照的に来留美も二も人と向き合うことができるからヨシカにひどいことを言われてもちゃんと謝ったり、お互い様だという考え方ができている。

二みたいなタイプ私は無理だけどラストみたいにヨシカにあんなにまっすぐ向き合ってくれるタイプなら依存し過ぎなければ上手くいくのではと思った。

主人公に全く共感できないという人は自己肯定感が高くて人と向き合うことがちゃんとできている人だと思う。
序盤はヨシカに感情移入できるところも多くあって、うんうんと思いながら見ていたのに、中盤からの情緒の乱れ方がすごくてちょっと取り残されました。味方のつもりで見ていたのに、おいおいヨシカどこ行くんだよ、待て待てって、と見ている側が思う。簡単には追いつけない主人公というのは作品として高度だ。でも最後まで見ていく中でその「取り残された感」もちゃんと追いついてくるからすごい。


色んなことにびっくりしてショックを受けて傷ついて、その分反動で余計なこと言ったりしたりするヨシカにも、ヨシカなりの感情の流れや理屈があって、それが見ていて違和感がないのが本当にすごいと思った。
「処女なのが可愛い、だから好きって、そんなの処女じゃなくなったら価値なくなるってことでしょ、怖いよ」みたいな台詞とヨシカのその感覚と、素直に「恋愛経験ないピュアなとこもかわいい」と思う2は、どちらも悪くなくてでもきっと分かり合えない。モノの見方が根本からズレてるから生じるズレで、どっちも悪くないのがもどかしくて愛しい。上手い。2は完全にヨシカとは違う価値観の生き物なのにあんなにもヨシカを好きになるのがすごいな。ちゃんと向き合ってちゃんと言ってくれる関係性というのは実はものすごいことなのだと思う。

とにかく人の感情を描くのが上手だったから、こんなに感動したのかもしれない。イチくんへの失恋から2との恋、ラストシーンまでの気持ちの流れも全部良かった。結局そいつを好きになるのかよ、というようなありきたりな恋愛ドラマの感じがひとつもなくて、全部ちゃんと腑に落ちる流ればかりだった。

一番最後の赤い付箋が水を吸っていくシーンが、信じられないほど美しかったです。胸に付箋貼って待っててしまったヨシカの痛々しさがゆっくり愛に染まっていくようだった。

本当に良かった。大好きでした。全部忘れないでいたい。この作品に携わった人全員に感謝したい。大好きです、本当に。
松岡茉優が台詞を発するテンポの良さが大好きで、今作も最高の間とテンポで演じてて、もう好き!最高!!ってなりました。
コメディ的なテンポの良さ以外にも、ヨシカが玄関で泣き崩れるシーンは胸がくっとなったし、表情の機微にもはっとした。
本当に、尊敬する大好きな役者さんです。
松岡茉優。

そして渡辺大知の、あのニが最高。
序盤のヘタレ感がリアルすぎて本気で嫌悪したし、彼なりにヨシカのことが好きな気持ちがどんどん伝わるのもまたリアルで引き込まれた。
こんなに演技達者な方だとは!

ヨシカの妄想爆発でこんがらがりながらも、笑えて自分と重ねて悶えて、楽しい2時間でした。もう一度観たい。

あと、ラストシーンの渡辺大知の手が綺麗で優しすぎて、あの松岡茉優の位置に私も入りたい!となりました。
妄想爆発!
北村匠海演じるイチ目当てで見た映画。
やっぱり北村匠海くんの演技は最高。

ストーリーは良かったけど
やっぱりニとくっついちゃうのか~~って思った。

おなじ化石系女子、妄想女子としては
イチとくっついて欲しかった。
結局ニか…現実だな…って感じました。

そしてニの顔が、
これはとてつもなく個人的な意見だけど
しつこかったセクハラ男に似ていて
見ているのがきつかった。
ここまで見ていてきつさを感じたことはなかったです(笑)

松岡茉優ちゃんの演技は最高だったので
私は高評価!
序盤は松岡茉優さん達の掛け合いが楽しく微笑ましく思って観ていたが、中盤に入り彼女がある事に気づいてしまう所から更に観てる観客はある事実に気付く。そこからの絶望感。神の目線だから分かることも本人達は気づけない。そこが辛く苦しい。彼女はどんどん悪い方向に行ってしまう…。とにかく松岡茉優さんが素晴らしいです。あと石橋杏奈さん演じる同僚の女の子とは絶対仲直りした方が良いです!
松岡茉優サイコー!

なぜあんなに可愛い顔をして、あんなに幸薄そうにできるのか…。
笑いどころがすごく多くてとにかく楽しく観れました。
いろんな人に話しかけてるように見えて全部の妄想でした!っていうのはがっつり想像ついてたけど、ミュージカル調にネタバラシしてるのが最高だった。

人が勇気振り絞って欲望のままに動く姿ってなんであんなに引き込まれるんだろうね。

人が人を好きになるきっかけってほんとに些細なことで、でも好きになっちゃったらしょうがない。傷ついてもイタくてもしょうがない。登場人物みんなが愛しい。
ヨシカちゃんの腐り具合が、自分に重なってニヤニヤ。かと思えば、世の中との自分の切り離し方や、報われないイチへの想いを前に、身体に矢が次々と刺さっていく感覚。まゆちゃんが泣き叫ぶシーンは心の叫びを代弁してもらってるみたいでした。
欲を言えば、あと30分くらい長く物語を見たかった。
二度鑑賞。
いい映画だと言われればいいけれど、満点と言われると…という感想を持った。
前半部分、ヨシカが歌うシーンまではすごく好き。ヨシカみたいな女性は共感できたんじゃないかな。あのシーンが一番の感情の高まりかと思いきや、後半、私が作り上げていたヨシカ像が崩れていった。ヨシカの気持ちがどんどん分からなくなっていった。ヨシカにはイチを好きでいてほしかった人は私だけではないのでは。
渡辺大知さん、あまり受け付けない役柄だったけれど、はまり役でした。
これこれ!まさに私の好きな邦画!って感じだった。久しぶりに。劇場で観てよかったーー。

出演者以外の前情報なしで観たけどよかった
(脇役めちゃめちゃ豪華じゃない?)


ヨシカに感情移入しまくったし、ヨシカは松岡茉優以外考えられないし、イチとの恋が成就するシンデレラストーリー期待してしまったけどラストすごくお気に入り

地味に学生時代に同級生からいじめられて傷付いたイチもヨシカのこと傷付けてたし、ヨシカも名前忘れられててガンと落ち込んだけど、自分も二のことずっと二って呼んで同じふうに傷付けてるし、と思ったけど最後ちゃんと名前呼ぶところでなんかスっとした。自分もそーゆーもんだよねってすごいグッときた

原作も読んでみよう

石橋杏奈の鬱陶しい女子の感じもよかったなあ
自分も同じことされたら、あんなに友達想いの素敵な同僚でも、元の関係に戻れるのかなあ、、って考えちゃった

内容もキャストも演出もはまったー
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