松岡茉優、正直そんなに好きではなかったけど、演技上手で好きになりました！
演技力ある役者さんは、でている作品にやはり見応えがでてくるし、この人がでている作品、次も見よう、と思えてくる。
最初はこじらせ可愛い、からのラストの本気痛いまで、難しい役柄を演じきり、役に命を吹き込んでいる感じがしました。
イチのキラキラかっこいい感じ、ニの最初はうざくてカッコよくないキャラから包容力あって段々とカッコよく見えてくる感じ、など、主人公を取り巻く二人の男性どちらも合っていて、素敵でした。
いけてない学生時代、片思いしている子に大人になってもドキドキして挙動不審になる感じ、同窓会での居心地の悪さ。。。
分かりたくもない痛さが、見ている人を全力で包む作品です。
若者の痛々しさを描いた映画は他にもあれど、邦画ということで、リアルさが一味違いました。
原作の小説がどんな感じか興味あるので読んでみようかな。
追記。原作読みました。タイトルの意味がようやく納得いきました。
