TakahiroMiyashita

メゾン・ド・ヒミコのTakahiroMiyashitaのレビュー・感想・評価

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)
3.5
ゲイ達の老人ホーム、メゾン・ド・ヒミコ。ゲイである父親を許せない娘とそこで暮らすゲイ達の生き方を描いた作品。

すべからくクセがすごい。

最近ジョゼ見たばっかりやったけん、独特な映像の雰囲気と世界観は受け入れられたけど、下の要素の盛り込み方が所々鬱陶しいのと、カオスの押し付けとも言うべき映像表現が、ちょいしんどい。

後半からは徐々に引き込まれた。ややジョゼと似た展開ではあったけど。130分と結構長くて序盤でつまづくと地獄。
途中の尾崎紀世彦で目を覚まそう。

あと知らんがな情報で恐縮やけど、今オレンジデイズ見直しよるけん、柴咲コウが喋るのが相当違和感やった。

描いてるテーマが深いのか、余白が多くて抽象的な分、多様に解釈できちゃうだけなのか。
生きるとは、欲望とは、ゲイとは、なんぞや。
TakahiroMiyashita

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