コロンバスのおねげるのレビュー・感想・評価

建築がここまでハマる稀有な映画。カットが小津小津しているのも、ここまでやってくれたらむしろ気持ち良いぐらい。

コロンバスで出会ったジンとケイシー、そして家族の物語でもあり、お互いによって次に踏み出すきっかけとなる。

淡々と物語は進むが、殆ど父に構ってもらえなかったジン、母を構わざるを得なかったケイシー、対称的な２人が対称的に撮られている。

最後の赤い橋（ロバート・スチュワート橋というらしい）のシーンも良かった。