アフター・ヤンのコゴナダ監督作品と聞いたので見た。アフター・ヤンと同じくしっとりと落ち着いてて見心地よい空気感。
建築物に興味があってモダニズム建築の遺構がたくさん残ってるこの町が好き。
でもその価値に関心のない、この町の人はあまり好きじゃない。
この町を出て大学に進むチャンスはある。
でも家庭事情のためにこの町を離れられない。
…という絶妙に複雑な女の子の心情がなんとも物憂げでつい見入ってしまう感じ。
話としては割と地味であっさりしてる印象なんだけど、でもバッキバキに決まった絵力と空気感に持っていかれる感じもあり、じっくりと見応えもあったような観賞後感。
なんならもう一回見てみようかなと思ってアマプラからスマホにダウンロードしてしてるから割と心に強く残ってるっぽい。
時間が経つにつれて印象が良くなりそう。
