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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のmのレビュー・感想・評価

3.7
「良かった」が率直な感想。

ペンタゴンペーパーズ暴露事件、ベトナム戦争、ニクソン大統領、ウォーターゲート事件、このあたりの知識がないと前半で置いていかれるかもしれないので鑑賞前に軽くでもおさらいしておくことをお勧めします。

機密文書を記事にすること・報道の自由にポイントが絞られている+合衆国国民なら誰でも知っているような話なので具体的に政府が何をした、ニクソンがどんな悪さをした等の詳細説明はありません。なので上映終了後には「最後のあれなに?」の声がチラホラ聞こえてきました。

個人的に「勇敢な記者がいた!」という話は同じ脚本家さんのスポットライトのほうが好きだったので、本作が良かった止まりになってしまうのは仕方ないかなと。あまりにもスポットライトが素晴らしすぎるのでね…

なんやかんや言ってますが、同じ製作陣で続編がみたいと思わせてくれる一本だった。豪華な音楽、貫禄のキャスト達、素晴らしい脚本家、実際に勇気ある行動をしたタイムズやワシントンポストの人々すべてに感謝です。
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