正直、体調が良くなかったので途中うつらうつら(*ρω-*)状態でしたけど、さすがスピルバーグ。
どうしても会話が中心になってしまうのですが、巨匠の工夫はタダモノではなかった。
メリル・ストリープがやっぱり上手いのは言うまでもなく、相変わらず有名俳優以外の使い方がスピは上手い。長回しとカットバックを駆使して画面に緊張感を途切れさせない造りはさすが。
あとはヤヌス・カミンスキーの陰影あざやかな画面作りも相まってポリティカルサスペンスの雰囲気を盛り上げてくれました。
ベトナム戦争史に疎いので、ピンと来ないこともおおいのですが、ラストある有名な大事件へと繋がることが解るとおおお!と
感心してしまいました。邦題も適当につけたのでは無かったこともわかります。
スピが誰に向けて作ってるのは明白なんですが、どこの国も権力者のスタンスってのは似たようなものかも知れないですね。
日本公開タイミングは図らずもバッチリになってしまいましたが・・・。