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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書のYのレビュー・感想・評価

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報道の危機が騒がれる昨今にあって、タイムリーな話題を取り扱った作品。
ブレブレで決断力の無い主人公だが、機密文書の出版を巡って周りの意見が交錯する中、毅然とした決断をしたシーンには感服。かっこいい生き様を見せられた。
また、劇中には数多くの名言が登場。「報道が使えるのは国民であり、政府では無い」「報道の自由は報道によって守られる」など。
ベトナム戦争という過去のテーマを用いながら、現代社会でも通じるものがあり、重すぎず軽すぎず、見やすい映画に仕上がっていたと言う感想。
ラストも後で調べて納得。頭に残るカメラワークで幕を下ろした。
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