かなりコンパクトにまとめられていて好感。
この手の内容の映画は、どうしても間延びしやすくなると思いますがそれがない。
マスコミのスクープ映画というと、近年ではスポットライトを観ましたが、あちらは取材に焦点を当て、こちらは記事を掲載するか否かの葛藤に焦点を当てる違いがあります。
所謂「報道の自由」という言葉を、今現在履き違えているマスコミがほとんどのように思われますが、本作を観ると、何が重要なのかを見極められない現在のメディア媒体に嘆かざるを得ない。
マスコミの言う「正義」とはどこを向いているのか？と、一考させられる映画だと思います。
